オカヤドカリは脱走の名人です。フタをした水槽でもちょっとした隙間から脱走してしまうのです。今回は水槽のフタの穴からの脱走対策をご紹介します。
直ぐにできる簡単な方法なので是非お試しください。
オカヤドカリはガラス水槽のはみ出た接着剤に爪を引っ掛けて器用に上り水槽の外へ脱走してしまうことがあります。水槽にはフタをするのは必須ですが、フタには落とし穴があります。
我が家でもポトリと音がしたので見てみると水槽の下にオカヤドカリが一匹落ちていたことがありました。その時は偶々近くに居たので気づいてすぐに捕まえましたが、その教訓を生かし、水槽の蓋に工夫をしました。
プラスチックのフタの切り欠けを塞ぐ
水槽セットについてくるプラスチックのフタの角には写真のような切り欠けがあります。
この切り欠けは金魚や熱帯魚を飼うときに必要なエアーポンプのホースやヒーターなどのコードを通すための穴です。この部分からオカヤドカリが脱走してしまうのでこの部分を塞ぐ必要があります。
我が家では使わなくなったプラスチックの下敷きのようなものをハサミで切ってセロテープで止めて脱走防止しました。ちょっとした工夫で脱走を防ぐことができます。
水槽側の角に切り取ったプラスチック板をセロテープで止めるだけです。
フタを載せると穴が塞がるので脱走できません。(左右に穴があったので両方塞ぎました)
我が家ではこれをしてから脱走事件は起きていません。上の写真で確認できますが、水槽の角に白い筋が見えますがそれが接着剤です。そのはみ出た接着剤に爪を引っかけて登り脱走するのです。まさかこんなところを伝って脱走するとは思ってもなかったので驚きです。
夏場は別の工夫が必要です。
冬場や寒い季節はこれで大丈夫ですが、夏場の暑い時期はこのフタだと熱がこもり、温度が上がり過ぎるのでメッシュのフタにするなど脱走対策をしつつ熱がこもらない工夫も必要です。
この辺は夏前になったら自作したいと計画中です。