オカヤドカリが砂に潜ったまま出てこなくて心配・・。
生きているのか死んでいるのかどっちなんだろう?大丈夫だよね(涙)って気持ちになるのはオカヤドカリを飼育している人のあるあるネタですね。
心配な気持ちは分かりますが、そんな時はどうするのが正解なのかお答えします。
オカヤドカリは砂に潜るのは寝ているか隠れているか、または脱皮をしているかのどれかですが、ずーーっと砂に潜ったまま全然出てこないと心配になることもありますね。
オカヤドカリは夜行性なので日中水槽を見ても姿を見せないだけで、夜の人が寝静まった時に砂から出て水槽内を歩き回っているだけかもしれませんが、夜中に水槽をそっと覗いて見ても姿が無い、長期間砂に潜っているオカヤドカリはおそらく脱皮をしているのだと思われます。
我が家でもそんな状態の砂に潜ったままのオカヤドカリが何匹か居ます。
脱皮に要する期間はどれくらい?
脱皮に掛かる期間は個体のサイズにより変わりますが、2週間以上場合によっては40日間くらい脱皮に時間を要するそうです。何とひと月以上も砂に潜って脱皮をするんですね、驚きです。
←写真の子はこの記事を書いた日の夜にタイミングよく(?)砂から出てきた子です。15~20日ぶりなので多分脱皮してたのだと思います。
因みに、我が家のはSサイズですが、それより大きな個体になると砂に潜らずに砂上で脱皮をする場合もあるそうです。
オカヤドカリの脱皮中にやってはいけないこと
脱皮中に一番やってはいけないのは砂に潜ったまま出てこないので心配になり砂をほじくってみるというのが絶対にやっちゃダメです。
脱皮中のオカヤドカリは超デリケートで脱皮中に刺激を与えると最悪の場合死んでしまう恐れがあるのです! なので脱皮中は絶対安静にし、刺激を与えないようにします。
砂に潜ってひと月位姿を見せないのは確かに不安になりますが砂は触らないのが安心です。
我が家でも3週間ほど砂に潜って見なくなったオカヤドカリが居てめちゃくちゃ心配していましたが、ある日水槽を見るといつの間にか砂から出て元気に歩いてる姿を見つけた時は嬉しくて涙が出そうなほどでした。
3週間潜っていたのはおそらく脱皮をしていたのでしょう
そして先日も普段見ないオカヤドカリが砂の上を歩いていました。あれこんな子いたっけ? と思うほど見かけないオカヤドカリです。
後で写真撮ろ♪って思っててイザ撮ろうとしたらまた潜っちゃったみたいです(涙) オカヤドカリの撮影チャンスは少ないので後回しはダメですね・・。
その子もおそらく長期間砂に潜っていたと思われます。なのでオカヤドカリが砂に潜ったままでも心配なお気持ちは分かりますが、そっと見守るのが一番です。
脱皮に失敗して死んでしまったら・・
残念ながら脱皮を失敗して死んでしまうこともあるので、その時は砂毎回収して水槽内を清潔に保ってください。死んだら腐臭で分かるので常に水槽内の異変に対しては気に掛けてください。